リウマチ専門医とは?

リウマチ専門医と聞くと受診をためらう方もいらっしゃるようですが、リウマチ治療では早期診断が非常に重要です。早期の診断は専門外の医師には難しいため、これこそが専門医の役目であり、患者さまには早めに専門医を受診してもらう必要があります。このページでは、リウマチ専門医が行う早期診断や、受診にあたっての心構えについてご説明いたします。

リウマチ専門医

日本リウマチ学会が認定する関節リウマチや膠原病のエキスパート、それが「リウマチ専門医」です。内科、小児科もしくは整形外科の認定医資格を有し、かつ一定期間のリウマチ教育施設での研修歴と研究歴があり、所定のリウマチ診療歴を有する医師が、資格認定試験に合格して初めて得られる資格で、リウマチの専門家かどうかの一つの指標です。

リウマチは早期診断が難しいのですが、早期診断こそがリウマチ克服のキーポイントになります。リウマチ専門医にできることはまさにそこにあります。

専門医の早期診断

関節リウマチの初期症状として、関節の痛みや炎症、軽い貧血、血液の異常などがあげられます。しかし、これらの症状は他の病気でもよくみられるため、早期にリウマチを発見するのは難しいのが現状です。

早期発見が遅れる理由の1つとして、関節リウマチには決定的な検査がなく、経過、症状、所見、そして血液検査の結果などを総合的に判断して診断していることがあります。診断基準はありますが「医師の経験が頼り」となっているため、いかに早期に経験豊富なリウマチ専門医の診察を受けられるかが非常に重要になるのです。

関節リウマチは、関節が炎症を起こし、軟骨や骨が破壊され、関節の機能が損なわれて、放っておくと関節が変形する病気です。関節の腫れや激しい痛みを伴います。ですが、早期に発見し早期から適切な治療を行えば、症状をコントロールし、関節破壊の進行を防ぐことも可能となります。

廣田浩一院長

人生を楽しみながら、病気とのうまい付き合い方を一緒にマネージメントしましょう。当院では、予約なしでも診察が受けられます。ただしお待たせすることもあるかもしれませんが(笑)


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